1日1ブログ

11/8

剣の道を極めんと欲し、早5年が過ぎました。

今、近畿の山中にいます。

私に師匠と呼べる人はいません。
道場にも所属していません。

川を見ては、"水"を剣で切ることに思いを馳せ、また、故郷の方へ流れる雲を見ては、望郷の念を断ち切り、滝を見つけては、自ら打たれて穢れを薙ぎ払い、大きな岩があれば、そこで四時間ほど坐禅を組むなどして過ごしてきました。

故郷へは、いつ帰るのだろうか。と、ふと思うことがあります。

剣の道を極めるまで、男一匹で各地を転々とし、修行することを誓いました。

武神が、私を見放したら、故郷の地を踏むことは一生ないでしょう。

明日は、山の頂から曙を眺め、天照大神に今後の武運を祈らなければならないため、ここで筆を置きます。

追記:
修行の日が一生続くかもしれないと思うと、ねむれないね。