目の前が真っ暗になって気付いたらDQNたちが倒れてたというアレ
どうも、ご無沙汰してます。
ウンウン乳首です。
今回は目の前が真っ暗になって気付いたら、DQNたちが倒れてたというアレについて話したいと思います。
話は例のごとく宮本武蔵から……
宮本武蔵は京都のとある名門の剣の道場に道場破りをしに行きました。そこは、先代が入れ替わったばかりで二代目の師範がおり、礼節はしっかりとし、また武道を習う者達にとって憧れの存在でもありました。
しかし、この二代目には致命的な弱点がありました。そう、稽古はでき、技を教えることができても、勝負となると先代に大きく劣るのです。
しかし、宮本武蔵というどこの野武士かも分からない男と戦うのを辞めたと言ったら、名門の名が廃ってしまうため嫌々ながら勝負をせざるを得なくなりました。
……結果、惨敗。
二代目はノイローゼになり、布団でゆっくりと"剣士として死んで"しまったのです。
二代目には、実は荒くれ者の弟がおり、こっちは喧嘩や実戦は強いものの、非常に無礼で傲慢な男で周囲からも嫌われていました。
しかし、長男が負けたとなっては話は別です。宮本武蔵を討ち取ろうと決闘を申し立てます。宮本武蔵としては、弟の仇討ちという大義名分を背負った戦いを断ってしまうのは無粋であるため、決闘をのみます。
しかし、正々堂々と戦っては負けるかもしれない……と考えた弟は命を奪うことを第一目標とし、道場にいる何人ものモノノフ達、また喧嘩に明け暮れているヤクザ者たちを連れて人目のつかない森で仇討ちを仕掛けました。
すると、宮本武蔵はここまで大勢で来られるとは思ってもなかったので、無意識のうちに、太刀と小刀(大小)を使って必死の抵抗をし、幾多のモノノフを打ち倒して命からがら森から脱出します。
この時、あまりに必死な状態であるため彼は"よく分からないうちに、体が大小を掴んで戦っていた"とのこと。
もう、お分かりですね?
目の前が真っ暗になって、知らないうちにDQNが倒れていたということは
自分でも予期しない事態から必死に身を守るために、体が無意識のうちに敵をねじ伏せるという《無心》の極地に至ったということ。
無心に至るオタクくん達がこんなに日本にいるということは、日本の武道というものもまだ廃れていない。
オタクくん強スギィ!!君は現代に生きる宮本武蔵だで!!ギャハハ!!